花柄ぼたもち

50代の主婦、会社員です。結婚早々脱サラして起業した主人は20数年何一つ成功することなく 今に至り、厳しい生活を余儀なくされています。明るく正直な日記、趣味で始めたオンライン英会話のことなども綴りたいと思います。

さざんかに託すのは


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夫が夜勤の仕事をするようになった3年ほど前から

朝は私が夫の愛犬の散歩をしている。

今時期、通り道の家並み、多くの冬枯れの庭先にさざんかが明るい色の花をつけているのを見る。

全国的な慣習なのかは知らないけど、このあたりの小学校では入学記念にその苗木が贈られる。

どこの家のさざんかも大きく育っていて、あの家からもこの家からも子供が巣立って行ったことを思わせる。

隣の芝生だ。

たくさん花をつけた木はその家の幸せを物語っているように思える。

そこには平穏な時間が流れていったんだろうなと思う。

 

我が家のさざんか…生垣にと数本植えた樫の木が、さざんかの隣の1本だけひと際大きく成長し反対側の半分しか成長しなかった。花も小さい。

昨年突然そのことが気になり始め、思い切ってその樫の木を切った。

手伝いはいない。庭の樹木に気持ちを向ける人間はうちにはいないから。

(ただ夫は草取りは思い立った時徹底的にやる。目先のことだけ考える、大きく先を見通せないというのも夫の特徴だ。)

前日からごめんねを言って塩やお酒をかけ、高木を倒すのはミドルな私には相当の重労働だったけど…おかげでさざんかは、相変わらずの半分ではありながらのびのびと枝を広げ始め、今年付けた花は以前より大きい。樫の木の分開いたスペース、君が自由に使っていいのよと声掛けはしているけど…気づいてくれるまで時間がかかりそうだ。

変えられない現状にもがきながら、変えられる可能性のあることに希望を託して、我が家のさざんかを見守っていこうと思う。

余談だけど.1mほどのところで切り倒した樫の木、私なりに弔い見送ったつもりだったけど、積極的なひこばえ状態。定期的に刈り込んでいるけど生命力あるんだよ。

殺生せずすんだのは嬉しいと言えば嬉しいけど。当の樫の木さんはどう思っているのかな。